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げんのうとは

こんばんわ609工房です。
木工仕事で欠かせない玄翁(げんのう)
一般的な呼び方では「かなづち」「ハンマー」「トンカチ」と言いますが 木造建築等で使われるものは主に「玄翁(げんのう)」と呼ばれるものです。
厳密には少し違いますが俗称として「殴り」と言う事もあります。

玄翁は平らな面と丸みを帯びた面の2面あるのが特徴です。
平面側はのみや釘を打つ時使用し、丸いほうは釘頭を最後にしめる時や木殺し(木を叩いてほんの少し寸法を小さくする)の時に使用します。

では、これが玄翁だとすると他の金槌・ハンマーなどの名称は何を指すのか?分類としてはこうなります

「ハンマー」…釘やノミ、物を打ち付けたり、潰すための打撃部分と柄で構成される工具の総称
「かなづち」…打撃部分が金属製のハンマー
「げんのう」…打撃部分の片側が平らに、片側がわずかに凸状になったかなづち
「トンカチ」…かなづちやげんのうの擬音語由来の別称(トントン、カチカチという音から)

ちなみに「玄翁」の由来は九尾の狐が変じた殺生石を槌で打ち砕いた玄翁和尚(げんのうおしょう)の名前からです。

それでは今日はこの辺で609工房でした。

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