こんばんわ609工房です。
今日は樹脂の種類についてのお話です。木工に関わる製作物で材料として樹脂が必要な以下の3つ
①スタビライズドウッド
②リバーテーブル
③レジンアクセサリー
他にも色々ありますが609工房が近々作ろうと画策しているものです。どうやら調べてみるとこの3つともそれぞれ違う樹脂が必要になってくる様です。
①スタビライズドウッド製作に必要なのは「カクタスジュース」別名サボテンジュースとも言われます。
・用途は木材安定化
・90度~105度くらいの熱に反応して硬化。
・硬化時間は1時間程。
・専用のアクティベーターという硬化剤を混ぜてから使用。
・アクティベート後は12ヶ月間で使用出来なくなる。
②リバーテーブルにも専用の樹脂、エポキシ樹脂があります。
エポキシ樹脂
主剤と硬化剤の2液混合性で混合によって硬化がはじまる
硬くなるまで時間がかかる(ものによって1〜2日
硬化に時間がかかるため硬化熱がでにくい
混合比率が決まっており、ちゃんと計量しないと硬化しない
気泡を含みやすいものが多い
水のように粘度がひくく、型がないと形にならない
別名クリスタルレジン等
写真
③レジンアクセサリー用
UVレジン
1液性で特定の光波長(UV=紫外線、LED)を当てると硬化がはじまる
硬化が早い(塗膜の厚さによって異なるが1〜2分)
硬化熱がでやすい
1液性なので混合の手間がない(計量ミスによる硬化不良がない)
気泡が出にくいように改良されたものが多い
粘度が高いので軽い盛り上げ程度は可能
LEDで硬化するものもUVレジンと呼ばれている事があります。
この様に用途によって全然違うので、購入前には良く調べた方が良いですね。詳しくはまた後日書いてみたいと思います。
それではまた
609工房でした。
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