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バターミルクペイントとは ~609工房日記⑤~

こんばんわ609工房です。
昨今、SNSや動画サイトなどを中心にDIYの人気がじわじわ広がっている様で、木工の道を志す609工房としては嬉しい限りです。

100均で材料から道具まで全て揃える人もいれば、インパクトドライバーや丸ノコまで用意して本格的にやる方もいてレベルは様々ですが、先日、ちょっと面白い記事を見ました。バターミルクペイントがDIYの塗装で密かに人気なのだそうです。

「バターミルクペイント」美味しそうな名前ですが塗料です。私も昔からこちらを愛用しています

オールドヴィレッジのバターミルクペイント

名前がミルクというだけあって、牛乳のタンパク質(ミルクカゼイン)・石灰・天然顔料を主原料にした水性の塗料です。色はアーリーアメリカンの優しい色調。耐水性に優れ、乾いたらキレイなマット仕上げになります。

水性で扱いやすく後片付けも比較的簡単。にも関わらず乾いた後の耐水性も良いので家具・壁・インテリアはもちろん、屋外の木製品にも使用されています。

色見本はこんな感じ

木材に塗装すると、オイルステインでの仕上げとはまた違った良さがありますね。柔らかく、ポップで可愛い印象を出すことが出来ます。ミルクペイントは安全性の高さも特徴で、お子さんの工作や、赤ちゃんが触れるベビーベッドに使っても全く問題ありません。

609工房製作の、ミルクペイントで仕上げた作品を撮影したかったんですが、丁度手元に無いのでまたの機会に紹介します。

アーリーアメリカンの色調と言いましたが、アーリーアメリカンというのは西武開拓時代の雰囲気、様式の事です。その時代の職人が農作物や土、煉瓦の粉を顔料にして作ったと言われるミルクペイント。そんな時代に思いを馳せながら色を塗るのも、木工の楽しみ方の一つですよね。

それでは今日はこの辺で

609工房でした。

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